木星人マイナスと火星人マイナス――相性が良くない組み合わせ、どう接する?
六星占術では相性を「天運・地運・人運」の3方向から見ています。今回は干支をお聞きできていないので地運については触れられませんが、木星人と火星人という人運の観点では、もともとあまり相性が良いとは言えません。
加えて今年は火星人マイナスが大殺界に入っています。性質の違いに運気の低迷が重なっている状況ですから、木星人側が少し一歩引いて、大目に見てあげる姿勢が大切になってきます。家族なのか上司なのかなど、関係性によっても接し方は変わりますが、できるだけ木星人側が寛大な心で見守ることが、よりよい関係を築く鍵になるのではないでしょうか。
私自身が大殺界中に「絶対にやらなかった」こと
私は木星人プラスで、今年の運気は「立花」。大殺界は数年前のことになります。その経験からお話しすると、まず意識したのは大きな環境の変化を起こさないことでした。仕事では日々のことをこなしながら、まったく新しいビジネスを始めるような展開は意識的に避けていました。むしろその時期は、過去を振り返って改善点を見つけ、次の「種子」に向けた準備に充てていたと思います。
もうひとつ大切にしていたのが、健康管理です。大殺界は無理が利かない時期で、普段なら問題ないハードスケジュールもこなせなくなることがあります。スケジュールに余裕を持ち、自分の体と心と向き合いながら過ごしていました。
気をつけていても、自分が何もしていないのに悲しい出来事や不運が降りかかることがあるのも、この時期の特徴です。だからこそ、心に余裕を持ちながらメンタルを強化しておくことが欠かせないと、身をもって感じました。
夫婦ともに運気が低迷――どちらが先に歩み寄れるか
「夫が反対を押し切って転職し、毎日愚痴を聞かされて疲れています」というご相談をいただきました。天王星人マイナスのご主人と、火星人プラス霊合星人の奥様、どちらも運気が低迷している状況ですね。
運気が下がると、どうしても人の話を聞く余裕がなくなります。ご主人は良いアドバイスを受け入れられず、奥様は懸命に支えようとしながらも限界を感じている――そんな状態が続いているのではないかと思います。
まずは、気づいた方から少し歩み寄ることが大切です。ご主人は来年から運気が好転しますので、良いパフォーマンスが発揮できるよう、今のうちから前向きなアドバイスをしてあげると良い方向に向かいやすくなります。「相手に余裕がないのは運気のせいでもある」と理解できるだけで、感情的にぶつかり合うのではなく、少し心に距離を置いて接することができるようになります。身近な人の運気の流れを把握しておくことは、関係を守るうえでとても有効ですよ。
大殺界中に「気になる人」ができたら?
大殺界のときに恋愛してはいけないのか、婚活してはいけないのか、という質問はとても多くいただきます。結論から言うと、自然な流れでうまくいくパターンは問題ありません。ただ、「無理に関係を進める」のは別の話です。付き合い始めや結婚といった大きな決断は、少し様子を見ながら来年に持ち越すほうが賢明でしょう。
それから忘れてほしくないのが、恋愛も結婚も一人でするものではないということ。
大きな一歩を踏み出すときは、相手の運気の流れも確認してみてください。自然の流れに任せながら、焦らず時期を見計らうこと――それが大殺界中の恋愛との向き合い方です。
母が娘の私を認識できなくなった――その悲しみとの向き合い方
お母様が歩行困難になり、娘さんのことが分からなくなってしまった。「お別れの時が来た時、大泣きしてしまいそう。気持ちを切り替える方法を教えてください」というご相談です。まず、大泣きするのは当然のことです。お母様が自分のことを認識できなくなっていく様子を目の当たりにすることは、どれほど辛いか。そのお気持ちはお察しします。
私自身、母から生前よく言われていた言葉があります。「お別れのときに泣いてくれるのはいい。でも、いつまでも涙を流し続けると成仏の妨げになるからやめてちょうだい」と。元気な頃から繰り返し言われていたこの言葉が、今もずっと頭に残っています。
悲しみの中にいるとき、「どこかで見守ってくれている」と思えると、いつまでもメソメソしている自分を見せたくないという気持ちに切り替わることがあります。いつ、どこで見られていても恥ずかしくない自分でいること――それが、心をリセットするひとつの方法になるのではないでしょうか。
「緑生」の運気で転職――気をつけるポイントは?
木星人マイナスで「緑生」のタイミングで転職されたとのこと、運気的には良いタイミングだと思います。ただ、「緑生」は好運気ではあるものの、まだ芽吹いたばかりの段階です。加速しすぎると途中で折れてしまうこともある、ひ弱な側面も持っています。
「種子」から「緑生」へ――良い種を丁寧にまいて、焦らず着実に育てていく時期です。過信せず、自分が生き急いでいないか、焦っていないかを常に意識しながら進むこと。それがこの運気を上手に活かすポイントになります。ぜひ焦らず、着実に歩んでいただければと思います。